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情報戦とは何か

第11章Sample

ゾウを探して

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 情報戦のさまざまな要素を薄切りし、賽の目切りし、煮ることで、塊だらけのシチューができる。情報はゴシップからスーパーコンピューターまでのすべてを含む。戦闘は規則に従った競争から、死に至る対立までの人間の行動に及ぶ。戦闘のある形態は、人間の心を究極の戦場として使用し、他の形態は人が家に帰ってもちゃんと機能する。情報戦は、いくつかの様相においては、ほとんど組織化された社会以前にさかのぼるようだ。別の様相においては、人間社会が今日のいかなる組織をも超えて発展したあとも長く続くだろう。

 このエッセイの最初の部分の背景を考えると、対立の道具としての情報に横たわる問題に戻るのがよさそうだ。情報戦は、情報戦士の出現を許すほど充分に一貫したものだろうか? 情報における優越は何らかの意味を持つのだろうか? そしてもし持つとすれば、その優越は情報戦の最終的な目標なのか、それとも、あまりにも選択的なので可能な多くの視点の一つにすぎない、あるいはあまりにも広すぎてそれ以上の議論が無駄な、気晴らしにすぎないのだろうか?

 

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海戦は海軍に、では、情報戦は何に?

 情報は他のメディアと並行した対立の道具と考えることができるだろうか? もしできるなら、どんな定義であれ、情報戦士をまとめるための独立した軍が必要だろうか? たとえば、対射手センサーを操作する能力のある部隊を組織するためには一貫した論理がある(注62)。それは、システムの要素を開発・組織し、砲床を監督し、発射物を理解し、完全な状態を維持し、その結果、彼らを必要とする部隊に招かれうるものであった。この任務はIBW(諜報基盤戦)を直接含んでいる。このサイクルの防御は、他の情報戦の努力、たとえば防御的指揮統制戦、対電子戦、反ハッカー戦などで補完される。もし情報構造が戦っている軍と同じであれば、この部隊は敵がどのように対射手センサーサイクルを開発するか、最もよくわかるだろう。おそらく、この部隊は、攻撃的指揮統制戦、電子戦、ハッカー戦におけるさらに広い努力を行なうだろう(産業経済学者が、第二次世界大戦の合衆国戦略的爆撃作戦の目標を選択する助けになったように)。しかし、それは戦争を実施しないことになるかもしれない。

62. たとえば、 Martin C. Libicki and CDR Jim Hazlett, "Do We Need an Information Corps?" in Joint Force Quarterly, 2, 88-97.を参照。


 著者が証明しているように、情報部隊の観念は、明らかに直感的にわかる不十分さを有している。熱心な信者であっても、情報戦の多くの形は国防総省を超越していることはわかっている。諜報収集の一部に始まって、民間情報システムの防衛、ほとんどの心理戦、ほとんどすべての経済情報戦、そしてどの程度かなどはわかる人もいないサイバー戦に至るまでが存在している。国防総省の部隊は、いかに広く構成されていようとも、おそらく情報戦の半分以上の領域を覆っているものはない。

 しかし、この下位分類の中であっても、その用語で定義された情報戦部隊の概念は信じられない。どんな徽章をつけた部隊員も、自分たちの主要な仕事は、敵に立ち向かうことだと考える傾向がある。戦車の運転手は、戦車を倒すのに最もよい武器は別の戦車だと知っている。潜水艦乗組員も同様。ジェット機の操縦者は、合衆国軍と空対空戦で自国のジェット機が勝てると信じている国はほとんどないと考えるに至っている(注63)。合衆国宇宙司令部の住人は、人生における彼らの役割は、司令官の空気呼吸を助けることであるといやいやながらも認めている。drutherを与えられて、彼らは他の国の宇宙システムとの騒動を起こすほうがいいのである。

63. 合衆国の潜在的敵国が、合衆国空軍を無力化するための空対空戦闘を「のぞいて」ほとんどすべて(たとえば地対空システム、ステルスで検知困難なものを狙うことなど)を試すことはありそうなのに、空軍は、制空権のためにF-22を購入したいという欲望を抱き続けている。


 情報部隊が、作戦(従来の戦闘を決定する、火力勢力を弱めるための任務)を支援するための情報を支援(し、保護)するよう継続的に順応しない限り、敵の中でも自らと同じシステムに対応していこうとするだろう。情報部隊が相手側のシステムを破ることをその任務とするならば――そのような戦闘がしだいに追跡困難になってくるとき、結果は非生産的で、結末とは一般的に無関係になってしまうというのは、どれほど皮肉なことか。

 

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情報戦は可能か?

 情報戦は、情報戦闘空間の統制のための戦いなのか? 情報における優越――いうなれば制海権、制空権、領土統制に対応するもの――は、目的として意味があるのか? 制海権を主張している国は、その船が公海を通航するのに問題視されない権利を有し、敵船に対してはそれを否定するとき、その力を誇示する。同様の主張は制空権にもあり、一方の陣営がその戦闘機を空のどこにでも送れるのに、相手陣営は、飛び立つのに十分な長さの滑走路上でその鳥が生き延びることを保証することすらできないとき、制空権が生じるのである。

 情報戦は、制情報(優越)の概念を有している。対立における一方の陣営は、他陣営よりもよく情報にアクセスできるかもしれない。それは、よりよい場所にセンサーを持ち、強力な収集分析機を持ち、データを情報に変えて情報を決定に変えるための信頼できるプロセスを有している。指揮統制システムの完全性に頼ることができるが、敵はそのメッセージを通すための弱いリンクの一応のセットしか持っていないかもしれない。この状態は、一方のシステムが他陣営のシステムを機能しないようにできるということを意味するわけではない(ユトランド半島の背後にいるドイツの水上全艦隊を封鎖するイングランドの能力とは反対に)。

 優越の可能性があるとして、それは絶対性があるということになるだろうか? ごく一部の場合においてのみである。一方の陣営の妨害装置が強力であるか、あるいは相手陣営の無線電磁波の放出を妨げることができるほど機敏(注64)であっても、この優越は地域的なものであり、その機器が干渉なく発信できることを意味するわけではない。電磁波放出は距離(反射されたレーダーに対しては四倍)の二乗に比例して低下するため、広域の優越は地域的な受信困難ということにはならない。そうであっても、一方の陣営がnulling、指向性アンテナ、広がるスペクトラム(広帯域の刈り跡に狭帯域信号を隠す)などのような技術を使うことで、一方はパワーにおいて勝つことができる。その結果は、相手陣営を黙らせることではなく、その帯域幅を必要なメッセージのみにまで減らすことなのである(注65)。もっとありそうなのは、両陣営とも少しだけ通過するという状況だ。

64. つまり、それは同じ効果のために、相手陣営の周波数横断、スペクトル拡散、雑音システムを迅速に検出し、打ち返すことができる。

65. たとえば、もし(STU-3デジタル信号に合った)1.2KHz帯域信号が120MHz帯域に広められるなら、めくらまし電波妨害は、(同じ距離の場合)もともとの信号発生器の約10万倍強力でなければ仕事を果たせない。


 心理戦は、心のシェアにおけるゼロサム競争として理解してよいのだろうか? もし二つのメッセージが互いに対比されるなら、一方の側のメッセージは一方を支配するかもしれない。一方のビットは受け取られるが、そのメッセージは薄れる。実際的には、討論はいつも直接ぶつかる反対意見(犯罪は減っている、対、犯罪は増えている)を扱うとは限らず、選択的強調または強調緩和(犯罪は増えている、対、教育的な成績は上がっている)として扱われることもある。十分な対立が与えられたとき、聞き手はその両方があるとして問題を解決することもできるだろう。

 情報戦部隊あるいは情報優越などのような既成概念は、何であれ情報戦というお題目のもとに含まれるものの全体あるいは少なくとも相当な部分の妥当性を制限する結果になってしまう。兵站(ロジスティック)の優越と比較するといい。一方の陣営のトラックは、明らかに、他の側のトラックが通過することを防ぎはしない。対抗情報システムは、おそらく、相手を圧倒したり、あるいは堕落させたりもすることなく、お互いに自分のことだけをやることになるだろう。

 

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結論

 第一に、ほぼ確かなことだが、目に見えるほどの情報戦はない。情報システムは重要になりつつあるが、それはさらに分散しつつあるし、もし準備されれば、容易に余剰を作り出せるであろう(たとえば、複製、圧縮、エラー訂正アルゴリズムなど)。分散ネットワーク化、広がる帯域、格子状コード化など、他の営利的に使用された技術は、メッセージの確かさを保証するものである。ネットワーク化システムの成長で新しい弱点も生まれたが、少し真剣に取りかかれば管理できる。情報経路において圧力をかけることによる敵側への攻撃は、自滅的なものとなりうる。もし相手陣営の官僚がよく理解していれば、扱えるよりも多くの情報を溢れさせることで、簡単にそれを破ることができるからだ。

 第二に、情報戦は単一の作戦領域であると見なされる任務をまったく有していない。ここで示された7つの情報戦のタイプのうち、二つ――情報封鎖とサイバー戦――は理論上のものであり、3つめ――ハッカー戦――は、現実の活動ではあっても、他の手段による政策として見られる戦争の要素としては過大評価されている。これらは情報戦の時期尚早な形態であるとして無視し、電子戦技術を、その支援する目的(指揮統制戦、諜報基盤戦など)と関連づけるとしても、3つの形態が残る。指揮統制戦、諜報基盤戦、心理作戦である。そうなると、指揮統制システムは集中化されるがために攻撃されやすく、諜報基盤戦システムは分散化したセンサー構成を統合するための通信に依存するがために攻撃されやすいということになる。電子戦技術は指揮と諜報システムの双方に対して使われうるという点で、指揮統制戦と諜報基盤戦は結びつけられているのである。

 第三に、情報戦において合衆国軍が有効になしうることのほとんどは、攻撃ではなく防御的なものである。情報戦というラベルを貼られたものの多くは、単純に遂行不能だ――少なくとも、予見可能な将来において合衆国が推察する交戦規則のもとにおいては。情報システムは、敵対国よりも合衆国軍にとって重要だ。合衆国が攻撃的作戦において遂行できることは、それが実行される制限的な交戦規則によって制限される。そして、合衆国の公開情報システムは、その性質上、他国のシステムよりも理解の助けとなっている。

 

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情報戦と情報構造

 情報戦のほとんどすべての形態において想起される一つの概念――そしてそれゆえに共通の含意を生み出す概念――は、――いううなれば、ある町の構造によって爆撃効果が決定されるよりもはるかに――システム構造の細部によって、それに対する攻撃の効果が決定されるというものである。

 孫子によれば、敵をよく理解している陣営のほうが、対立においてよりよく備えを固めることができる。敵の文化と、その社会が情報を扱う方法を理解することはやはり重要だ。最近になって、敵が情報システムを使う方法――特に通信ネットワーク、データベース、そしていずれは系列的知識アルゴリズム(たとえばニューラル・ネットワーク)――を把握することは、同様に重要である。

 中心となる物理的レベルでは、構造には、センサーと送信機とその出力、正確さ、有用性、信頼性が含まれる。ネットワークレベルでは、構造はこれらの要素の相互接続を取り巻くものである。それはまさに、中心のプロセッサーに直接送信し、特別なシステム(アルゴリズム的または人為的またはその組み合わせ)または仲介結節点を通して選別される(たとえば、フィールド・プロセッサーが意味情報を抽出してそれに沿って渡したり、あるいは情報を選別するということ)。さらに高度なレベルでは、完全なシステムがある。暗号化、メッセージ優先(たとえば、これまで階層分けで行なっていたことに取って代わる選別システム。重厚な電子戦環境では有効)、アクセス(何であるかを見ることが出来る人)、デジタル署名(センサーの読みがセンサーから来たものであるとか、命令が有効な情報源から来たものであるということを保証するもの)、余剰(バイトレベルと意味レベルにおいて)。

 構造は、ビットが情報に変換される方法について示している。ある司令部にいる司令官は、3つのトップ補佐官(下の階級の者から聴いたことに対する直感を働かせる人)以外の人にほとんど注意を払うことがないだろう。別の司令部にいる司令官は、未加工データを試験する分析者集団に対して強く自己主張するかもしれない。それぞれの分析者の相対的影響は、彼らの能力についての司令官の見積もりと、分析と現実の間の相関関係によって変化するのである。また、別の司令官は、自分自身でメッセージ化されたビットの流れをかすかに観察し続けるかもしれない。この司令部にいる分析者は解釈を提示するかもしれないが、それが誤った状況にあり、しかも完全には間違っていないというような場合にのみ認められることになるかもしれない。明らかに、それぞれの司令官は異なった決心スタイルを持っており、指揮統制戦の作戦はそれぞれの指揮機構において非常に異なった効果を示すことになろう。

 構造は、情報を決定に結びつける。どのように表示が解釈され、どの表示が別の表示と関係づけられ、何が認識を構成し、誤ったプラスと誤ったマイナスを除去するようにどの境界が設定されており、いかなる状況下でセンサーのビットの流れが高い相対的な優越性を得るか。異質な流れからのデータは、融合されて、決定に影響したり、事実に沿って支援することになるのだろうか? 明日のセンサーから射手に至る結合は、一つの経路でしかない。他の経路は、政治的方向性、交戦規則、その人自身の力の状態などである。

 決心の構造を無視して遂行された情報戦は、闇夜の戦闘以下である。湾岸戦争での合衆国軍は、イラク指導部がどのように考えているかを理解するために長期間の準備が必要だった。ソヴィエトの方針と最近のイラク史からの抽出(たとえば、バース党イデオロギー、イランに対する戦争からの教訓など)、傍受メッセージの聴取、ソヴィエト装備の精査、さらにイラクのシステムを試験するための陽動作戦など。1月17日までに、多国籍軍はイラクが情報を扱う方法についてのかなりよい感触を得ていた。

 構造上の問題は、明日のハッカーたちからの攻撃にさらされた民間システムにも及ぶ。アクセスとセキュリティの問題の大半は、本質的に、システムが話しかけさせる相手についての問題である。メッセージはどのようであり、メッセージはどのように結びつけられているか――たとえば、(電子商取引に推奨されている)デジタル署名や(知的所有権を守るために提案されている)テルテール・スレッドによって(注66)? 他人がシステム実行コードや解析可能なテキストを提供できるかの問題は、どんなシステムなら拒絶されずに吸収できるかという問題である。消去不能なアーカイブ法は、汚損された可能性のある現在の状態と、過去のおそらくは汚損されていない状態を結びつけるものである。物理的に開かれているからシステムがハッキング可能と言うことは、ほとんど、複雑でしばしば正しく周到な構造を持つシステムの適切な記述を提供することにはならない。

66. この考え方によれば、知的財産の一部(たとえばビデオ)は、その製品を違法に友人にコピーしかねない顧客のために、個々の製品ごとに疑似暗号データによってわずかに変更または味付けされる。友人のコピーが発見されたら、オリジナルの十分なビットで、もともとの(違法行為を働いた)集団が判明する。


 心理戦が効果を持つようにするには、複数の次元のメディア構造と対応している必要がある。第一の問題は、どのようにビットの流れを別の国のメディア網に、直接に(たとえばDBSを使って)、間接に(たとえばCNNを通じて)、あるいは反射的に(特定の事件に対するメディアの反応を通じて)注入するかということだけである。対象となる住人は「未メディア」(たとえば、情報が主に口コミである場合)なのか、マスメディアなのか(たとえば、一つの、多くてもいくつかの出口)、それとも「ポストメディア」(たとえば、Me-TVのように500ものチャンネルがある)なのか? どうすれば多くの人々が情報を扱うようになるだろうか――福音書のように、広告のように、反対者の見解への信頼できる指示(たとえばソビエトのニュースへの一般的な反応)のように? 公式ニュースソースはどのように異例な情報に反応するか――無視、反駁、論駁、抑圧? この例では、構造は単純な擬宇術的構成要素と、それより複雑な文化的構成要素の双方を有している。

 相手陣営の構造に対する情報戦に依存することは、その効果がその構造に対する諜報と同程度になるであろうということだ。指揮統制戦を運営するには、最小限、だれがだれに何についてどんなシステムを使ってどのように通信したかという知識が必要である。同じくらい必要なことは、指揮システムが圧力下または減退状況で作戦実行する方法について知ることである。この情報が(立証どころか)集めにくいというのは控えめな表現だ。冷戦が終わって、地図作製の必要のある国の数は増大し、冷戦の激しかったころよりも資料は少なくなっている(注67)。合衆国がソ連を研究するのに40年以上を費やしたが、現在の新しい敵は毎週生じるかもしれない。合衆国の潜在的敵国のほとんどは、西洋の会社からの情報システム、ソヴィエトに対して利用可能でなかった諜報の情報源を有してきた。もし、相手陣営の指揮システムへの攻撃を指揮・査定するのに必要な知識が、合衆国が持っているか得ることのできるものより十分に少なければ、そのような攻撃のための情報は無駄になるだろう。

67. さらに悪いことに、軍は外国地域職員を削減しており、この流れでの文化的文脈は失われつつあるかもしれない。


 外国の防衛システムが合衆国諜報基盤戦収集システムと連動されるように設計されたとするなら、友好度を下げる、ということは、合衆国も容易に理解出来ることだ。グローバルな情報基盤設備による国際的なコンピューターと通信の同化は、さまざまな要求に反応し、さまざまな答えを生み出す情報システム(たとえば航空予約システム、環境モニターシステム、相互銀行資金移動)を生み出し――そして比較的理解しやすい方法で機能している。この状況から、いくつかの結論に至る。

 第一に、相手陣営のシステムについて戦時に知るには、平時にそれを知っておけば十分である。他の国民の平時システムが、彼らと合衆国が相互に礼節を保っている期間に合衆国と相互接続する必要によって影響されていると期待するのは、過分なことであろうか?

 第二に、相手陣営の構造を平時に知ることは、合衆国にとって、それを具体化するほどに役に立たない。他国のシステムは、その構造が国際システムの中のサブシステムとなっている度合いによって大いに影響される(ハードウェア、ソフトウェア、内容、システム統合)。

 第3に、最も鋭い合衆国国家安全保障戦略は、グローバルな情報基盤設備の開発のための支援という形で表現されるだろう。有利な価格決定方針、アクセス可能なソフトウェアと技術、相互に受け入れられた標準規格は、一つの方法を提供する。共通ネットワークは助けになる。だから、また、データ配布のためのサービスと、諜報データ処理のためのサービスの双方のグローバルな有用性を高めることにもなる。共通インターフェースが利用可能なセンサーその他の宇宙情報システムと、グローバルなアクセスは、地球上での視界が共有されていくことを促進する。公開鍵の基盤と相互連結された周囲監視システムは、情報セキュリティの助けとなるだろう。このように現われつつある情報システムの正確な構造は、すぐに詳細に語られる必要はないが、その最も重要な特徴――合衆国システムの拡張であるグローバルなシステム――は、そのままであり続ける。

 

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